稼げる仕事23選|高収入職種の特徴と収入アップの方法を解説

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監修者 熊谷 直紀
監修者 熊谷 直紀

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熊谷 直紀

監修者熊谷 直紀

横浜国立大学理工学部卒。株式会社DYMに新卒一期生として2011年に入社し、WEBプロモーションなどのデジタルマーケティング領域で業務に従事し、その後新規事業立ち上げを経験。
2015年よりDYMの人事部へ異動し人事領域を統括、毎年多くの就活生や求職者との面接・面談を実施。
内定チャンネルなどの採用関連メディアへの出演や記事監修を通して人事・人材関連の情報を発信中。

「もっと稼げる仕事に就きたい」「高収入職種に転職したいけれど、自分に何が合うか分からない」と感じている方は多いでしょう。稼げる仕事には、高収入を実現するだけの明確な理由と特徴があります。本記事では、職種別・属性別に稼げる仕事の特徴を整理し、未経験からでも高収入を目指すための具体的な方法を分かりやすく解説します。

<この記事で紹介する3つのポイント>

  • フリーターの就活は企業の懸念払拭と早期行動が成功の鍵
  • 自己分析・業界研究・書類準備の3つが就活の土台となる
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カテゴリ別】稼げる仕事・高収入職種20選

稼げる仕事の上位には、高い専門性や国家資格が求められる職種が多く並んでいます。厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、航空機操縦士が年収1,636万円で1位、医師が1,201万円で2位、歯科医師が1,118万円で3位となっており、ランキング上位ほど専門性の高い職種が占める傾向があります。

ここでは高収入職種を「専門資格」「理系・技術系」「ビジネス・経営系」の3つのカテゴリに分けて解説します。

専門資格が必要な職種は、資格取得の難しさや業務の専門性・責任の重さが収入に直結するため、高収入職種の上位を多く占めています。

国家資格の取得が必須となる医師・歯科医師・弁護士・公認会計士・薬剤師などは、年収ランキングの上位に名を連ねる職種です。これらは学生時代から専門知識を積み上げ、難関な国家試験に合格することが入職の前提となっており、未経験の社会人がすぐに就ける仕事ではありません。しかし、資格そのものが持つ希少性と業務の独占性が高い報酬の根拠となっているため、長期的なキャリアとして目指す価値のある分野です。

医師・歯科医師

医師・歯科医師は国内でも屈指の高収入職種であり、人の命や健康に直接関わる業務の責任の重さが高い報酬に反映されています。

厚生労働省のデータによると、医師の平均年収は1,338万円、歯科医師は924万円とされており、いずれも全職種の中でトップクラスに位置します。高収入の理由は、医学部での6年間の教育と国家試験への合格が必須である点や、入職後の臨床研修など一人前になるまでに膨大な時間がかかる点、さらに当直や緊急呼び出しへの対応が求められる激務さにあります。開業医か勤務医かによっても年収は大きく異なり、開業医の場合はさらに高収入になるケースも多くあります。

弁護士・司法書士

弁護士・司法書士は法律の専門家として、顧客の人生や企業の命運を左右する重大な問題を解決する能力への対価として高い報酬が支払われます。

弁護士の平均年収は765万円とされており、勤務する法律事務所の規模や担当業務の種類によっても収入に大きな差が出ます。大手事務所や企業法務を担当する場合はさらに高収入になる傾向があります。弁護士になるためには、最難関の国家試験の一つとされる司法試験に合格する必要があり、簡単に取得できる資格ではありません。司法書士も同様に法律系の国家資格であり、不動産登記や法人登記など専門的な業務を独占的に担います。

公認会計士・税理士
公認会計士・税理士は、企業経営の根幹に関わる数字を扱う専門職であり、資格自体の希少性と独占業務の存在が高収入の直接的な理由となっています。

厚生労働省のデータによると、公認会計士・税理士の平均年収は797〜856万円とされています。公認会計士は企業の財務関連の監査を、税理士は税務代理や書類作成を主な業務とし、どちらも企業の経営判断をサポートする重要な役割を担っています。公認会計士試験は難易度が高く、税理士も5科目合格が必要な試験を突破する必要があります。独立して自分の事務所を持つことでさらに収入を上げられる可能性もある点も、長期的なキャリアとして魅力の一つです。

薬剤師・看護師

薬剤師・看護師はいずれも国家資格が必要な医療系専門職で、安定した需要と専門性の高さから、継続的な高収入が見込みやすい職種です。

薬剤師の平均年収は約571〜600万円で、医療業界において安定的なニーズがある職種です。調剤薬局や病院、ドラッグストアなど勤務先によって収入水準が異なり、管理薬剤師などキャリアを積むことで収入アップも期待できます。看護師は医療現場で安定した需要があり、上級資格の取得や勤務先によって年収が大幅に上がるケースもあります。どちらも資格取得後は全国で働けるため、ライフステージに合わせた柔軟なキャリア設計がしやすい点も特徴です。

理系・技術系の高収入職種

理系・技術系の職種は、専門的な知識・技術の習得に長期間を要することや、社会インフラを支える重要性から、高い給与水準が設定されています。

ITエンジニア・システムエンジニアをはじめ、パイロットや航海士、建築士・土木技術者、電気工事士・配管工といった職種は、いずれも高度な専門スキルや国家資格が収入の裏づけとなっています。人手不足が続く分野も多く、経験を積みながら資格を取得することで着実に収入を上げていける職種群です。

ITエンジニア・システムエンジニア

ITエンジニア・システムエンジニアは、デジタル化・DX推進の加速を背景に需要が急拡大しており、経験とスキルに応じて高い収入が期待できる職種です。

システムエンジニアの平均年収は約550〜694万円とされており、プロジェクトマネージャーなど上位職になると約850万円以上になるケースもあります。ITコンサルタントやシステムコンサルタントとしてのキャリアパスも広がっており、スキルを磨くことで市場価値を高めやすい環境にあります。未経験からエンジニアを目指せる無料スクールも増えており、キャリアチェンジの入り口として注目されています。在宅ワークが可能なケースも多い点も、働き方の面での魅力の一つです。

航空・船舶関連(パイロット・航海士)

パイロットは全職種の中で最も高い年収水準を誇り、数百人の命を預かる極めて重い責任と高度な専門技術への対価として、突出した報酬が用意されています。

厚生労働省のデータによると、航空機操縦士の平均年収は1,636〜1,697万円とされており、稼げる仕事ランキングの1位に位置します。国家資格である「定期運送用操縦士」の取得難易度は非常に高く、健康管理を含めた厳しい基準をクリアし続ける必要があります。

フライト前の気象確認やフライトプランの作成など業務は多岐にわたり、高いプロ意識と継続的な技術維持が求められる職種です。航海士も同様に高度な専門資格と技術が必要で、安定した収入が見込める職種の一つです。

建築士・土木技術者

建築士・土木技術者は、建物やインフラの安全性と品質を担保する責任の重さと、高い技術力・法的知識への対価として安定した高収入が得られる職種です。

一級建築士の平均年収は約641〜700万円とされており、大規模プロジェクトを指揮できる人材は市場価値が高い傾向にあります。土木施工管理技士も平均年収550万円程度で、建設業界の人材不足を背景に未経験からでも採用されるケースが増えています。経験を積み国家資格を取得することで大手建設会社への転職やさらなる収入アップも期待できます。建設・土木分野は近年有効求人倍率が上がっており、手に職をつけてキャリアアップを目指す方には魅力的な分野です。

電気工事士・配管工

電気工事士・配管工は、社会インフラを支える欠かせない専門技術職であり、資格取得と経験の積み上げによって安定した収入が得られる職種です。

電気工事士の平均年収は約470万円とされており、インフラ整備に欠かせない国家資格を持つ技術職として安定した需要があります。経験を積んで独立すれば収入をさらに上げられる可能性もあります。配管工も同様に建設・設備系の職種で、現場での実務経験を重ねるほどスキルが磨かれ、収入アップにつながりやすい職種です。体力と専門技術が求められる一方、人手不足が続く分野でもあるため、未経験からでも挑戦しやすい環境が整いつつあります。

ビジネス・経営系の年収が高い仕事

ビジネス・経営系の職種は、企業の利益に直結する成果が求められる実力主義の側面が強く、スキルと実績次第で高収入を目指しやすい分野です。

経営コンサルタントや投資銀行・証券アナリスト、ITセールス・法人営業、不動産鑑定士・MRなど、ビジネス系の高収入職種は成果主義やインセンティブ制度が収入の高さを牽引しているケースが多くあります。専門知識や業界経験を積み上げることで、さらなる収入アップが期待できる職種群です。

経営コンサルタント

経営コンサルタントは、企業の売上アップやコスト削減といった利益に直結する成果を求められる実力主義の世界で、高い給与水準が設定されている職種です。

厚生労働省のデータによると、経営コンサルタントの平均年収は約903万円とされています。企業の経営課題を明らかにして解決策の提案・実行支援を行う仕事で、戦略立案・業務改善・IT導入など専門分野は多岐にわたります。クライアント企業の経営層と対等に渡り合う論理的思考力と深い知識が必要であり、激務になるケースも多いため、それに見合う給与水準が用意されています。大手コンサルティングファームほど年収水準も高くなる傾向があります。

投資銀行・証券アナリスト

投資銀行・証券アナリストは「結果がすべて」の成果主義の世界で、個人のパフォーマンスがダイレクトに報酬に反映されるため、実力次第で非常に高い年収が狙える職種です。

外資系金融専門職の平均年収は約900〜950万円とされており、特に外資系では成果主義が徹底されており実力次第では数千万〜億単位の年収になるケースもあります。高いプレッシャーの中で巨額の資金を動かすストレス耐性と専門スキルへの対価として、高い報酬が用意されています。英語力や金融知識が不可欠で、業界へのキャリアパスとして証券会社・銀行・資産運用会社などへの就職が一般的な入り口となっています。

ITセールス・法人営業

ITセールス・法人営業は、インセンティブ制度により成果次第で年収が青天井に伸びやすく、学歴や経験よりも結果で評価される実力主義の職種です。

機械器具・通信・システム営業職の平均年収は約616万円とされており、IT関連の法人営業は営業職の中でも特に収入が高い傾向にあります。自社の商品・サービスを企業に提案・販売する仕事で、契約を取れば取るほどインセンティブが増える仕組みを採用している企業が多くあります。個人向け営業と比較すると取引規模が大きく、1件あたりのインセンティブも高額になるケースがあります。成果次第でキャリアアップしやすい職種でもあり、やがて法人営業の経験を生かして管理職や経営側に近いポジションを目指すことも可能です。

不動産鑑定士・MR(医療情報担当者)

不動産鑑定士・MRはいずれも専門的な知識と資格・スキルを武器に高収入を狙えるポジションであり、女性を含め活躍の場が広い職種として注目されています。

不動産鑑定士は土地や建物の価値を鑑定する専門職で、国家資格の取得が必要です。独立開業も可能なため、経験・実績次第でさらなる収入アップが期待できます。MR(医療情報担当者)は製薬会社の営業職として医療従事者に医薬品情報を提供する仕事で、平均年収は約700万円程度とされています。成果次第でさらに収入アップも期待でき、女性の活躍が目立つ職種としても注目されています。専門的な医薬品知識と高いコミュニケーション能力が求められる点が、高収入の背景にあります。

【属性別】自分に合った稼げる仕事の見つけ方

稼げる仕事は職種だけでなく、自分の年齢・経験・学歴・スキルといった属性によっても選ぶべき方向性が変わってきます。未経験者・20代・専門学校卒など、それぞれの状況に合ったアプローチを取ることで、高収入職種への道が開けやすくなります。

ここでは属性別に、自分に合った稼げる仕事の見つけ方を解説します。

未経験でも目指せる高収入の仕事

特別な国家資格や学歴がなくても、業界選びや働き方次第では高収入を得られる職種が存在します。

高収入の職種の多くは免許・資格が必要な専門職が占めていますが、未経験からでも頑張り次第で役職者を目指せる職種も存在します。管理的職業従事者・営業職・建築土木技術職・Web関連職などは、未経験からでも参入しやすく、成果や経験を積み上げることで着実に収入アップを狙える分野です。未経験から高収入を目指す場合は、入職後の成長余地や収入の伸び方も含めて職種を選ぶことが重要です。

未経験から稼げる仕事を選ぶときの条件

未経験から高収入を狙うためには「需要が高い業界かどうか」「成果が収入に直結する仕組みがあるか」「人がやりたがらない業務への対価があるか」の3つの条件を意識することが重要です。

需要が高く市場が成長している業界では、未経験の社員であっても高い給与水準からスタートできるケースがあります。また、完全歩合制や成果報酬型の職種は学歴・社歴に関係なく実力で高収入を狙えます。さらに深夜労働や高所作業など、多くの人がやりたがらない要素を含む仕事は、その対価として給与水準が高く設定されている傾向があります。この3つの条件を軸に職種を選ぶことで、未経験でも収入アップへの現実的なルートが見えてきます。

未経験・正社員で高収入を狙える職種の例

未経験からでも正社員として高収入を狙える代表的な職種としては、営業職・施工管理・ITエンジニア・建設躯体工事従事者(とび職)などが挙げられます。

不動産営業などの成果報酬型営業職は、契約を取れば取るほどインセンティブが増え、トップセールスになれば年収1,000万円超えも見込めます。施工管理は建設業界の人材不足を背景に未経験採用が増えており、平均年収は約641万円とされています。ITエンジニアは未経験から学べるスクールも増えており、スキルを習得すれば年収500万円以上を目指せます。いずれも経験を積んで資格を取得することでさらなる収入アップが期待できる職種です。

20代が稼げる仕事に就くためのポイント

20代は「若さ」と「将来性」が最大の武器であり、ポテンシャルを生かして稼げる職種に挑戦できる絶好のタイミングです。

20代が高収入を目指す上で重要なのは、目先の年収だけでなく将来的に収入が伸びやすい職種を選ぶことです。成果主義のベンチャー企業や成長業界に身を置くことで、同世代よりも早く昇進・昇給のチャンスが得られます。また、20代のうちに専門スキルや資格を身に付けておくことが、30代以降の収入水準を大きく左右します。男女ともに自分の強みや適性に合った職種を選ぶことが、長期的な収入アップへの近道となります。

20代が優先すべき将来性のある職種の基準

20代が職種を選ぶ際には、現時点の年収水準だけでなく「市場の成長性」「スキルの汎用性」「昇進・昇給のしやすさ」を基準にすることが将来の高収入につながります。

IT・金融・医療・建設などの需要が拡大している業界は、若手でも成長の機会が多く、スキルアップによる収入増加が期待しやすい環境です。また成果主義を採用しているベンチャー企業や中小企業では、実績次第で早期に役職者へ抜擢される可能性もあります。さらに将来的に独立や転職で有利になる汎用性の高いスキル・資格が身に付く職種を選ぶことで、20代で築いた基盤が30代以降の年収に大きく影響します。

20代男性におすすめの高収入職種の例

20代男性は体力・行動力・成長意欲を武器に、成果報酬型の営業職や技術系職種でいち早く収入を高めることが可能です。

参考資料をもとにした男性向け高収入職種の例として、ITエンジニア(プロジェクトマネージャー方面、平均年収約850万円)、経営コンサルタント(同約900万円)、不動産ディベロッパー(同約700万円)、建築士(同約700万円)などが挙げられます。

20代のうちからITスキルや建築・施工管理の資格取得を目指すことで、30代以降に向けて着実なキャリアアップが期待できます。成果次第でインセンティブが得られる営業職も、20代男性が短期間で高収入を狙うルートとして有効です。

20代女性におすすめの高収入職種の例

20代女性は共感力・マルチタスク能力・柔軟性といった強みを生かしやすい職種で、ライフステージに合わせた収入アップを目指すことができます。

参考資料をもとにした女性向け高収入職種の例として、ITプロジェクトマネージャー(平均年収約850万円)、UX/UIデザイナー(同約700万円)、製薬会社MR(同約700万円)、システムエンジニア(同約650万円)などが挙げられます。近年IT・金融・医療分野での女性の高収入化が進んでおり、出産後も在宅や時短勤務が可能な職種も増えています。20代のうちに専門資格や英語力などのスキルを磨いておくことで、長く活躍できる高収入キャリアの土台を作ることができます。

専門学校卒・手に職系の稼げる仕事

専門学校卒や「手に職」系の職種は、実務スキルと資格の組み合わせで高収入を実現しやすく、学歴よりも専門性が評価される分野です。

大卒でなくとも、専門学校で習得した技術や資格を活かして高収入を目指せる職種は数多く存在します。建設・IT・医療・調理・デザインなど、専門分野の実務能力が直接収入に反映されやすい業界では、スキルと経験を積み上げることでキャリアアップがしやすい環境が整っています。

専門卒でも高収入を狙いやすい職種

専門卒でも高収入を目指しやすい職種としては、建築・土木技術職・ITエンジニア・調理師・美容師・航空整備士などが挙げられ、実力主義の評価体系が収入アップのカギになります。

建築・土木分野は近年有効求人倍率が上昇しており、専門学校で学んだ技術を生かして施工管理や建築設計の道に進む人も多くいます。ITエンジニアも専門学校卒から参入しやすい職種の一つで、スキルに応じて現場監督や責任者へキャリアアップすることも可能です。航空整備士は高度な技術と責任が求められる職種で平均年収は約600万円とされており、専門学校での技術習得から目指せる高収入職種として注目されています。

資格取得で収入が上がりやすい専門職の例

資格取得によって収入が上がりやすい専門職としては、施工管理技士・電気工事士・薬剤師・看護師・税理士などが代表的で、資格そのものが収入の底上げに直結します。

施工管理技士などの国家資格を取得することで大手建設会社への転職やさらなる収入アップが期待できます。電気工事士も資格手当がつき、大型免許や牽引免許と同様に取得することで収入アップが見込めます。薬剤師・看護師は国家資格の取得が前提ですが、上級資格の取得や管理職へのキャリアアップで年収が大幅に上がるケースもあります。税理士も5科目合格後に独立開業することで、さらに高い収入を得られる可能性があります。

「楽して稼げる仕事」「コスパのいい仕事」の実態

「誰にでもできて、精神的にも肉体的にも楽、なおかつ高収入」という仕事は存在しません。一般的に給料は「責任の重さ」「高度なスキル」「作業の過酷さ」などの対価として支払われます。ただし、仕事の負荷に対して給料が高い「コスパのいい職種」や、適性がある人にとっては楽に感じられる職種は存在します。

ここではその実態と具体的な職種例を解説します。

「楽で給料が高い仕事」が存在する理由

「楽で給料が高い仕事」が存在する理由は、専門性の高さや採用倍率の高さ、あるいは待機時間にも給与が発生する業務特性など、職種ごとに異なる構造的な背景があるためです。

特別なスキルも不要で誰でも代替可能な仕事は給与水準が低くなる一方、専門知識が必要で採用倍率が高い職種や、勤続年数に応じて着実に収入が上がる年功序列型の職種は、日々の業務負荷が比較的少なくても高い給与水準が維持される傾向があります。また、トラブルがなければルーティンワークが中心となる職種では、待機時間にも賃金が支払われる場合があり、実質的な時給換算での効率が高くなるケースもあります。

コスパのいい仕事として注目される職種の特徴

コスパのいい仕事として注目される職種には、「残業が少ない」「ノルマがない」「安定した年功序列型の昇給がある」という特徴が共通して見られます。

大学職員(私立大学)は、ノルマがなく休日休暇が充実しており、残業も比較的少ないにもかかわらず年収が大手企業並みになるケースがあります。ただし、その分専門知識が必要で採用倍率は高い点には注意が必要です。

社内SE(IT企業で自社のシステムを管理するエンジニア)も、客先対応や無理な納期によるストレスが比較的少なく、給与水準は安定している職種として注目されています。このように「負荷の割に収入が高い」という構造が成り立つ職種が、コスパのいい仕事として評価されています。

ストレスが少なく高収入を得やすい職種の例

ストレスが少なく高収入を得やすい職種として、社内SE・大学職員・ビルメンテナンスの3つが代表的な例として挙げられます。

社内SEはIT企業の自社システムを管理するエンジニアで、客先訪問や無理な納期対応のストレスが比較的少なく、給与水準は安定しています。大学職員(私立大学)は年功序列型の昇給制度により着実に収入が上がりやすく、ワークライフバランスが取りやすい職種です。ビルメンテナンスはオフィスビルなどの設備管理を行う仕事で、トラブルがなければ監視や点検などのルーティンワークが中心となり、待機時間にも賃金が支払われる場合が多い点が特徴です。いずれも「精神的な負担の少なさ」と「安定した収入」のバランスが取りやすい職種といえます。

きついけど稼げる仕事|大変さと収入の関係

稼げる仕事には、稼げるだけの理由が必ずあります。体力的・精神的にきつい仕事の対価として給与水準が高く設定されているケースは多く、「大変さ」と「収入の高さ」には密接な関係があります。ただし、きつい仕事を選ぶ前に自分に合っているかどうかを見極めることが重要です。

ここでは過酷だけど稼げる仕事の構造と、穴場の高収入職種について解説します。

過酷だけど稼げる仕事が高収入になる理由

過酷な仕事が高収入になる理由は、「他の人がやりたがらない業務への対価」「高度な専門技術・責任の重さ」「長時間労働や夜勤への割増賃金」という3つの構造にあります。

深夜労働や夜勤がある仕事には深夜割増賃金が発生し、危険を伴う高所作業や特殊清掃など精神的・肉体的にハードな業務は単価が高く設定されます。また、テレアポや飛び込み営業など精神的なストレスが大きい仕事はインセンティブが高い傾向にあります。「他の人が嫌がることをやる」というだけで給与水準は大きく上がるため、体力や精神力に自信がある方には狙い目の領域といえます。一方で、その過酷さが自分に合っていれば高収入はモチベーションの源にもなります。

体力・精神的な負荷が大きい高収入職種の例

体力・精神的な負荷が大きい高収入職種の代表例として、不動産営業・トラックドライバー・とび職・施工管理・医師が挙げられます。

不動産営業は営業電話を何件もかけ続け、無視や怒鳴られることも多い精神的にタフな仕事ですが、トップセールスになれば年収1,000万円超えも見込めます。トラックドライバーは長距離移動や夜間運転、荷積み・荷降ろしなど身体的負担が大きく、平均年収は約491万円とされています。とび職は危険を伴う高所作業が中心で平均年収は約506万円とされており、技術を磨いて独立すればさらなる高収入も期待できます。医師も当直や緊急呼び出しへの対応が求められる激務さが報酬に反映されています。

意外と稼げる仕事・穴場の高収入職種

意外と稼げる穴場の高収入職種として、タクシードライバー・期間工・自衛官・鉄道運転士などが挙げられ、知名度や一般的なイメージとのギャップが大きい職種です。

タクシードライバーは客単価の高い長距離利用のお客様を効率的に捕まえることができれば平均年収610万円以上を稼ぐことも難しくありません。期間工は自動車メーカーなどの工場で働く契約社員で、寮費・光熱費無料などの生活コスト補助に加え、満了金や入社祝い金など一時金があるため平均年収563万円と実質的な手取りが多くなります。鉄道運転士は平均年収591万円とされており、社会インフラを支える安定した職種として手厚い待遇を受けられるケースが多くあります。

きつい仕事を選ぶ前に確認すべき判断基準

きつい仕事を選ぶ前に確認すべき判断基準は「社風が自分に合っているか」「やりがいを感じられるか」「労働環境は適切か」の3点です。

給与が高くても社風が自分に合っていなければ成果が出せず、続けることが難しくなります。またどんなに高収入でも仕事にやりがいを見出せなければスキルアップも難しく、収入増加も期待しにくくなります。さらに同業他社と比べて極端に年収が高い求人には、達成不可能なノルマが隠れていたり、長時間のサービス残業を強いられるブラック企業が潜んでいるケースもあります。口コミサイトのチェックや、転職エージェント経由での求人確認など、事前に労働環境を徹底的に調べることが後悔しない仕事選びにつながります

稼げる仕事に転職・就職するための手順

稼げる仕事に就くためには、闇雲に求人を探すのではなく、現状の把握から必要なスキル習得、求人探しまでを順序立てて進めることが大切です。正しい手順を踏むことで、自分に合った高収入職種への転職・就職を現実に近づけることができます。

ここでは稼げる仕事を目指すための具体的な手順を解説します。

現在の年収と目標年収のギャップを把握する

稼げる仕事への転職・就職を成功させるための第一歩は、現在の年収と目標年収のギャップを数字で明確に把握することです。

国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、2023年の全体の平均年収は460万円です。自分の現在の年収がこの平均と比べてどの位置にあるのかを確認した上で、目標とする職種の平均年収水準と照らし合わせることで、どれだけのギャップがあるかが明確になります。ギャップを把握することで、必要な資格・スキル・転職先の業界が絞り込みやすくなり、転職活動の方向性が定まります。まずは目指す職種の年収相場を調べるところから始めましょう。

稼げる仕事に必要な資格・スキルを身に付ける

稼げる仕事への転職を実現するためには、目標職種が求める資格・スキルを事前に身に付けておくことが採用の可能性を大きく高めます。

高年収の職種は免許・資格が必要な専門職が占める傾向にあるため、まずは目標職種で役立つ資格の取得を目指すことが効率的です。例えば経理・財務系なら日商簿記検定、IT系ならプログラミングスキルやITパスポート、建設系なら施工管理技士などの国家資格が収入アップに直結します。

また営業職のように資格不要でも成果主義の職種では、コミュニケーション力や業界知識を磨くことが収入向上の近道となります。独学が難しい場合は、未経験者向けのスクールや研修制度のある企業を選ぶことも有効な手段です。

転職エージェントを活用して高収入求人を探す

転職エージェントを活用することで、一般公開されていない非公開求人へのアクセスや、キャリアアドバイザーによる求人紹介・書類対策・面接サポートを無料で受けられます。

転職エージェントは求職者と企業の間に担当者が入り、キャリアカウンセリングや最適な求人の紹介、書類選考・面接の対策、日程調整などを一括してサポートするサービスです。転職サイトには掲載されていない非公開求人を扱っているのも大きな特徴で、高収入職種への転職を狙う場合は特に活用価値があります。担当者が直接労働環境や職場の状況を確認して問題ないと判断した求人のみを紹介してもらえるため、ブラック企業を回避しやすい点も安心です。求職者は全てのサービスを無料で利用できます。

稼げる仕事を選ぶ上で失敗しないための注意点

稼げる仕事を選ぶ上で失敗しないためには、給与だけでなく「社風の合致」「やりがいの有無」「労働環境の適切さ」を総合的に確認することが不可欠です。

dodaの転職理由ランキングによると、給与への不満が1位である一方、社内の雰囲気・人間関係・肉体的または精神的なつらさなども上位に入っています。給与だけを条件に仕事を選んで環境が合わなかった場合、結局辞めてしまい稼げる仕事に就いた意味がなくなります。また同業他社より極端に年収が高い求人には、達成不可能なノルマや劣悪な労働環境が潜んでいるケースもあるため注意が必要です。口コミサイトや転職エージェントを通じた情報収集で、入社前に職場環境を徹底的に確認しておきましょう。

まとめ

稼げる仕事には、高収入を実現するだけの明確な理由があります。専門資格が必要な職種や技術系・ビジネス系の高収入職種は、難易度や責任の重さが給与水準に直結しています。一方で未経験からでも、需要の高い業界を選ぶ・成果報酬型の職種に挑戦する・資格取得でスキルを証明するといったアプローチで収入アップを目指すことは十分に可能です。大切なのは給与だけで仕事を選ぶのではなく、社風・やりがい・労働環境も含めて総合的に判断し、長く続けられる職場を選ぶことが安定した高収入への近道となります。

転職活動では、転職エージェントを活用して非公開求人にアクセスしたり、キャリアの専門家にサポートを受けながら進めることで、自分に合った稼げる仕事への転職成功率を高めることができます。まずは現在の年収と目標のギャップを把握するところから始めてみましょう。

高収入職種への転職を目指すにあたって、求人探しや応募書類の準備を一人で進めるよりも、転職のプロに相談することで採用の可能性は大きく高まります。DYM就職は、第二新卒・既卒・フリーターの方を中心に、時期・職種・エリアを問わず正社員就職をサポートする転職支援サービスです。
各分野に強みを持つ専属リクルーターが60名以上在籍しており、一人ひとりの希望やキャリアに寄り添いながら、求人紹介から内定後のフォローまで丁寧にサポートします。稼げる仕事への転職に向けて、何から始めればよいかわからない方も、まずはお気軽にご相談ください。