フリーター・ニート向けの
就職エージェントなら
DYM就職

高卒だと転職は厳しい?

目次

高卒の離職率

まずはデータから見ていきましょう。一般に大卒の場合は入社後3年以内に30%が離職すると言われています。では高卒の場合はどうなのでしょう。厚生労働省が発表している「新規学卒者の離職状況」によると入社後3年以内に40%が離職しており、大卒より高い割合となっています。業界別に見ていると、飲食・宿泊が64%とかなり高く、次が娯楽の60%とサービス業が目立ちます。次に会社規模別に見ていくと、従業員数5人以下の企業の離職率が60%を超える一方で規模が大きくなるにつれて離職率は低下し、従業員数1000人以上の企業では25%にとどまっています。

 

就職時に選択肢が少ない
高卒の離職率が総じて高いことはご説明しましたが、それは何故なのでしょうか。一つは、就職時の選択肢が少なく妥協して就職先を選んでいることがあると思われます。高卒の場合は高校が紹介した1社しか受けてはいけないルールや一度内定を取ったら必ず入社しなくてはいけないルールを課されている場合が多く、納得のいく就職先選びができていない事が挙げられます。

社会人デビューへの準備期間がない
大卒の場合、在学中のアルバイトや就職活動中の社会人訪問などが社会人への準備として機能する側面があります。アルバイトでは労働の対価としてお金をいただく経験や、正社員の上司と働くことで自分の将来の姿をイメージすることができます。社会人訪問では実際に会社の一員として働く事の厳しさや楽しさ、やりがいに触れることができるでしょう。
一方で高卒の場合はどうでしょうか。学校により差はあるものの、アルバイトに関しては禁止や制限がされているケースが多いでしょう。就職活動は学校を通して行うことが大半のため社会人訪問を行うこと自体が稀です。そのため、社会人になることへの準備が不足したまま就職してしまう方が多いのではないでしょうか。
高卒の方は学校の紹介で就職先を決めてしまうケースが多く、大卒のように何社も比較して就職活動を行うことができません。そのため給与についても、自分が就職しようとしている会社が高いのか安いのか判断する基準を持ち合わせていないのです。そのため、当初は何の不満もなく勤務していても、友人と話した際やたまたま他社の求人を目にした際に自分の給与の少なさに唖然として転職を決意するケースがあります。
高校卒業後、就職せずにアルバイトを頑張る友人よりも給与が少なかったらショックですよね。特に正社員の場合は手取り金額が少なくなりがちなので、「アルバイトの方が稼げる」と思ってしまうことになります。

高卒の離職理由

高卒の方が大卒よりも多く離職してしまう事については上で説明した通りですが、具体的にどのような点に不満を感じて離職してしまうのでしょうか。

 

給与
高卒の方は学校の紹介で就職先を決めてしまうケースが多く、大卒のように何社も比較して就職活動を行うことができません。そのため給与についても、自分が就職しようとしている会社が高いのか安いのか判断する基準を持ち合わせていないのです。そのため、当初は何の不満もなく勤務していても、友人と話した際やたまたま他社の求人を目にした際に自分の給与の少なさに唖然として転職を決意するケースがあります。
高校卒業後、就職せずにアルバイトを頑張る友人よりも給与が少なかったらショックですよね。特に正社員の場合は手取り金額が少なくなりがちなので、「アルバイトの方が稼げる」と思ってしまうことになります。

仕事内容
「高校で専門技術を学んだのに実際は単純作業しか任されなかった」「事前に聞いていた話と違う」「意外に重労働であった」など、思い描いていた仕事とのギャップを感じ転職を決意する場合もあります。夢であった職業ほど現実とのギャップを感じてしまい離職に至るケースが多いでしょう。

労働環境
「先輩社員にいじめられてしまった」「拘束時間が長くプライベートとの両立ができない」「職場が遠く通勤が辛い」など、実際に働き始めてみないと分からない不満が出てきてしまうケースもあります。物理的に解決不可能なものも含め、精神的に負担がかかるため耐えきれなくなって辞めてしまうことになります。

高卒だと転職は難しい?

様々な理由で離職を決意した方は、同時に転職についても考えなければいけなくなります。そこで気になるのが、「高卒だけれど転職できるのだろうか」という点でしょう。確かに、転職サイトを見ると大卒以上を応募条件に掲げる企業が多く目につきます。いっそのことアルバイトでいいや、と正社員就職をあきらめてしまう人もいます。しかし、高卒の転職であってもコツを押さえることで成功させることができます。

 

転職に学歴は関係ない
学歴が必要不可欠な仕事はごく一部です。大学を出なければ必要資格の取得ができない仕事、高度な分析や判断力が求められる投資銀行などです。一方で、クリエイティブ系の仕事や建築、施工管理の場合は学歴よりもセンスやスキルが重視されます。また、前職でどのようなスキルを身に着けたのかをアピールしましょう。転職の場合は新卒と異なり、即戦力となることが期待されます。今のあなたにできる事をアピールして内定を獲得しましょう。

学歴不問のベンチャー企業もおすすめ
どうしても大手企業は、業務上学歴が必要なくとも大卒以上を応募条件に課す傾向があります。一方でベンチャー企業は学歴よりも実際に仕事ができるかどうかを見て判断しています。ベンチャー企業とは「設立から5年程度の若い会社」を一般的には指し、事業を拡大している真っ最中のため常に人手不足に悩んでいます。特に近年人手不足が激しいIT系の職種なら、スキルに見合った給与を稼ぐことができるでしょう。
そうは言っても、自分ひとりでの転職活動には不安が付きものです。転職エージェントを利用すると、高卒でも応募することが可能な求人をあなたに代わってお探しします。無料でキャリア面談も行わせていただき選考対策まで親身にサポートさせていただきます。ご登録はこちらから!