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ニートの末路は悲惨って本当?ニートを脱出する方法まとめ

目次

働くのが勝ち組、働かないのが負け組という価値観

現代では、様々な生き方や働き方、価値観が認められ、一昔前よりも多様性を尊重する社会になっています。しかし、そんな中でも「社会人としての自立」は必ず求められるものであり、その価値観は簡単には変わりません。

日本国民には「勤労の義務」があることに加え、自分の生活に責任を持つこと、つまり生活のために必要なお金を自分で稼ぐことは当たり前とされています。もちろんお金がすべてではありませんが、この価値観の中では、大きなお金を稼いでいる人が「勝ち組」といわれ称賛されているように、反対に仕事をしていないニートは「負け組」として、社会的に立場が弱くなってしまうのが現実なのです。

 

働かないニートの末路

 

働くことをせずニートを続けていると、どんな末路を辿ることになるのでしょうか。社会から負け組というレッテルを張られてしまうだけでなく、ゆくゆくはあなたにとって悲惨な人生を歩むことになってしまいます。ここでは、ニートを続けているとどんな末路が待ち受けているのかを見ていきましょう。

 

両親に迷惑をかけ

ニートをしている人の多くは、両親に頼った生活をしているかと思います。金銭的な面のみならず、ご飯を作ってもらったり家事をしてもらったりと、全面的に支援してもらっているのではないでしょうか。

子供や学生のうちはそれが当たり前かもしれませんが、社会人になってもその生活を続けていれば、両親の負担がどんどんと大きくなるだけです。また、親戚や知り合いからも良い顔はされず、両親までもが嫌な思いをしてしまうかもしれないのです。

 

両親が亡くなり生活ができなくなる

両親に頼っているうちは何とか生活ができても、頼っている人が亡くなってしまったらどうなるでしょうか。あなたの生活は困窮し、すぐに破たんするという末路が待っています。

今は元気でも、あなたより年齢の高い両親は、年齢を重ねていくにつれて病気にかかりやすくなり、亡くなってしまう可能性もどんどん高くなっていくのが現実です。いつかは自立しなければならないということ、両親はいつまでも頼れるわけではないということをしっかりと考えておきましょう。

 

ホームレスになる

家に住むのには当然家賃が必要ですので、実家に住むことができなくなった場合、ホームレスになる可能性も十分にあります。「いざとなったら生活保護を受ければ良い」と考えている人もいるかもしれませんが、生活保護は誰でも受けられるというわけではありません。

病気や怪我などで働きたくても働けない人は受けることができますが、働くことができるのにただ仕事をしたくないという理由でニートをしている人には、生活保護を受ける資格はないのです。自立できない人は、社会からも見放されてしまいます。

 

結婚することができない

結婚をしたり、その後子供を育てたりするのにはお金が必要になります。ニートをしている人が結婚をするということはまず難しいと考えた方が良いでしょう。そもそも、社会人として自立していない人と結婚をしたいと思う人はあまりいませんよね。

たとえパートナーが良いと思ってくれても、相手の両親からすれば自分の子供をニートと結婚させることは非常に不安でしょう。両親や親戚から反対されてしまうことも十分に考えられるのです。

 

精神を病んでしまう

ニートになったばかりの頃は、何にも拘束されず好きなように生活できることから、楽しい気分で過ごす人もいるでしょう。

しかし、ニートを続けていると、次第に社会との接点は少なくなっていきます。周りの友人が仕事をバリバリ頑張ってどんどん経験を積んでいく一方で、自分は何もしていないと自己嫌悪に陥ってしまうことになるでしょう。また、生活スタイルが違うあなたとは話が合わなくなってしまい、いつのまにか友人が離れていってしまうかもしれません。

 

孤独死する

仕事もせず、友人も恋人も家族もいないままの生活を送っていくと、最後には孤独死という末路につながってしまう可能性もあります。今の自分からは孤独死をすることなど想像ができず、どこか遠い世界の話のようにも感じますよね。

しかし、いつかは行動するから大丈夫だ、と楽観視していると、いつの間にかニートから抜け出せなくなってしまい、このような悲しい末路を辿ってしまう可能性があるのです。

【30代、40代は特に注意!】ニートを脱出できない理由

ニートをしている人は、「働かなくちゃ」「このままの生活ではだめだ」と一度は考えたことのある人がほとんどだと思います。

しかし、悲惨な末路が待っていると分かりつつも、現実ではなぜ多くの人がニートから脱出できていないのでしょうか。多くの人がニートを辞められない理由を明らかにしていきましょう。

 

人と接するのが怖い

仕事をしていない人の中には、過去に人間関係のトラウマがある人や、人間関係が理由で仕事を辞めてしまった人もいるでしょう。一度怖い体験をしてしまうと、その後新しい人間関係を構築することを恐れてしまいますよね。新しい仕事を始めれば必ず新しい人と接することになり、コミュニケーションをとらなければなりません。仕事自体というよりも、人と接することを怖いと感じ、仕事を始められないケースです。

 

自分が評価されるのが怖い

仕事をしていれば、組織から必ず成長することを求められ、自分の良い部分も悪い部分も評価されることになります。学生の頃は勉強で評価されることはあっても、人として評価されることはあまりないため、社会人になってからこのように他人から悪い部分を指摘されたり、成長を求められたりすることを受けとめられない人もいます。そして自分に自信を無くしてしまい、自分の殻に閉じこもってしまうことになります。仕事をすることは苦でなくても、組織に所属し、他人から評価されるということを恐れてしまうのです。

 

自分をダメな人間だと思っている

少しの失敗でも自分を責めてしまったり、他人から注意された経験などから「自分はダメな人間だ」と思い込んでしまったりする人もいます。人間は皆、長所も短所も持っているものですが、自分の短所ばかりに目が行き自信をなくしてしまうと、「また失敗してしまうのではないか」「迷惑をかけてしまうのではないか」とネガティブ思考が働いてしまいます。仕事を完璧にこなさなければいけないというプレッシャーから、仕事をすることが怖くなってしまいます。

 

なにに対しても無気力になっている

上記で紹介したように自己否定をしてしまったり、自己嫌悪に陥ったりしてしまうと、人間はどんどんと無気力になっていきます。ニート生活ではほとんど他人との接点がないため考えがどんどんマイナスの方向にばかり進んでいき、普段できることができなくなってしまいます。「ニートのままでは悲惨な末路が待っている」「働いた方が良い」と頭では分かっていても、行動に移す気力を持てない状況に陥ってしまうのです。

ニートを脱出する方法まとめ

あなたがなかなかニートを脱出できない理由は、明確になってきましたか。現状と向き合うことができたら、次はニートを脱出するためにどんな行動をしたら良いのかを考えていきましょう。悲しい末路を辿らないためには、早めの行動が大切です。まずはできそうなことから始めてみましょう。

 

規則正しい生活習慣を送る

仕事をしていれば決まった勤務時間に合わせて自然と生活リズムができていくものですが、ニートは何にも縛られない生活を送っているため、生活リズムがばらばらになってしまう傾向にあります。不健康な生活を送っていると、心も病んできてしまいますし、いざ社会復帰しようと思ったときに体がついていかなくなってしまう可能性があります。

心身ともに健康を取り戻すために、まずは生活の基本的なことから見直してみましょう。

 

運動をする

ネガティブな気持ちや無気力感でなかなか行動ができないという人には、運動をおすすめします。家の中に引きこもっていると世界は狭くなっていき、ネガティブな考えはさらに深まってしまいます。体が健康でないと心も健康ではいられませんよね。

体を動かせば、頭もリフレッシュすることができ、ポジティブな思考を持つことができるようになります。散歩や軽いウォーキングなどから始めてみるのも良いでしょう。

 

家事を手伝う

実家に住んでいる人は、家事を積極的に手伝ってみてください。そもそも家事をする人は「家事手伝い」と呼ばれることになり、ニートの定義から外れます。実は、家事を手伝うことが、ニートから脱出するための一番手っ取り早い方法なのです。

住んでいる家の中であれば、行動しやすいですよね。まずは家の仕事から始め、慣れてきたら外へ働きに出てみるというステップを踏んでみるのはいかがでしょうか。

 

資格を取得する

仕事に復帰したらその後キャリアアップも目指したい、仕事を頑張りたいという思いのある人は、今の時間を有効活用して資格を取得してみることをおすすめします。

資格を持っていると就活で有利なことは言うまでもありませんし、その後も専門的な分野で活躍できる可能性が高くなります。仕事をしていない期間もニートではなく勉強期間としてアピールできるため、仕事を頑張りたい人にとって、資格取得は賢い選択ともいえます。

 

転職エージェントに相談する

仕事を始めたいけれど、どんな業界や職種へ応募すれば良いのかわからないという人は、転職エージェントへ相談してみましょう。自分で仕事を探さなくても、あなたの話を聞いたうえで、エージェントが適した企業を紹介してくれます。

もちろん今ニート生活をしている人にも仕事を紹介してくれますので、安心してくださいね。仕事の紹介だけでなく、面接のアドバイスなど全面的にサポートしてくれるので、不安のある人も安心して就活を始めることができます。

 

ハローワークで職を探す

国が運営する職業紹介所であるハローワークには、様々な業界の求人情報が集まります。ハローワークにはスタッフもいるため、転職サイトや求人誌だと分かりづらいという人は、ハローワークへ足を運んで質問をしてみるのも良いでしょう。

勤務地や給与などの勤務条件を比較しながら、様々な仕事を検討することができます。まずはどんな仕事があるのかを見てみたいという人にもおすすめです。

ニートから正社員になるメリット

「正社員になった方が良い」となんとなくは思っている人も多いと思いますが、正社員になると実際にどんな良いことがあるのでしょうか。就職することへのモチベーションをより高くするためにも、ニートから正社員になるメリットを具体的に見ていきましょう。

 

給与が増える

一番に変化を感じることができるのは、やはり給与が増えるということです。

正社員で働けば、アルバイトやお小遣いよりも大きな収入を得ることができます。企業によってはボーナスや住宅手当などもあるため、金銭的な面で得るものが多く、生活はがらりと変わるでしょう。将来的なことを考えれば、大きな額の退職金が出るため、老後もゆとりを持つことができます。

 

友人が増える

ニートを続けていると友人が離れていくとお話しましたが、反対にきちんと正社員で働いていれば周囲から認めてもらうことができ、仕事の相談などもしやすくなるため、友人関係は良くなっていきます。稼いだお金で友人と旅行に行くなど、親交を深めることもできますよね。

仕事を通じて知り合う人も増え、繋がりがどんどん広がっていくことから、人生が豊かになっていくでしょう。

 

恋人ができる

社会人として自立し、一生懸命仕事を頑張ることによって、人間としてどんどん魅力的になっていきます。

イキイキしている人は異性からも好感をもたれやすく、恋人ができる可能性も自然と高まるでしょう。恋人と結婚したいと思った時にも金銭的な理由で断念する必要がなくなり、自信をもって家庭を築いていくことができるでしょう。

ニートの就職におすすめの職種、就職先

さて、ここまでは、ニートがたどってしまうかもしれない末路を理解し、「正社員を目指そう」「そのために早めに行動を起こそう」と思っていただけたのではないでしょうか。最後に、ニートから正社員になる際におすすめの仕事を紹介します。実際にどんな仕事を始めたらいいのか、具体的に考えていきましょう。

 

エンジニア

エンジニアは、数ある仕事の中でも非常に需要の大きい職種です。IT化が進む中でエンジニアが必要とされている一方で、スキルを持つ人材はまだまだ不足しています。

エンジニアはスキルさえ身に着ければその後ずっとスキルを武器にしていくことができるため、一度学んでおけばずっと就職に困ることはありません。これから手に職をつけ仕事を頑張りたい、という人におすすめの仕事がエンジニアです。

 

工場勤務

経験や学歴を問わず、比較的広い間口で採用を行っているのが工場勤務の仕事です。単調な仕事が多く未経験から仕事を始めやすいことから、専門的な知識やスキルのない人が選びやすい仕事といえます。

未経験者が多い職場では、引け目を感じることなく仕事を始められそうですよね。また、工場勤務は人と協働をするというよりは黙々と作業を行うことが多いため、人とコミュニケーションをとることが苦手な人や、社会復帰に不安を持っている人にとって魅力的です。

 

事務職

事務職は、社内でもサポート役として仕事をすることが多いため、人前に立ったりアイデアを出したりするなどバリバリと仕事をすることに抵抗のある人におすすめです。知識を身につければ、のちのち事務職から総合職へ転職できる可能性もあります。

また、オフィスワークの中で比較的難易度の低い仕事を担当することが多いことから、未経験者を広く受け入れている企業が多くあります。派手ではなくとも、こつこつと仕事を頑張りたいという人には事務職が向いています。

まとめ

この記事では、ニート生活を抜け出したいと思いながらもなかなか行動できていない人のために、ニートを脱出する方法を解説してきました。このままニート生活を続けていたらどんな悲惨な末路が待っているかを、ご理解いただけたでしょうか。

  • ニートをしている人にも、これから始められる仕事はたくさんあります。将来自分が悲しい末路を辿ることにならないよう、今できることをやってみてください。明るい未来が待っているはずですよ。