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転職するときは何社の応募が必要?内定獲得のために

転職活動を始めてみると、どの企業も魅力的に見えてしまい沢山の企業にエントリーしてしまう方もいらっしゃるかと思います。特にインターネット経由の応募は手軽で、気付けば到底面接に行ききれないほどの企業に応募してしまったというケースもあるかと思います。転職活動では何社に応募するのが適切なのでしょうか。

 

目次

転職活動の流れ

当たり前の事ですが、どんなに沢山の内定を獲得しても最終的に入社できるのは1社のみです。ここで一度、転職活動の流れを整理してみたいと思います。新卒の時と同じかもしれませんが、改めて整理する事で何社程度の応募をすべきか導き出してみましょう。

 

自己分析~志望企業の選定

「転職活動をしよう」と考えた時に、「どうしてもこの会社に行きたい」と明確に決まっている方は少ないでしょう。すると、自分の志望や現状の不満の分析から、今まで知らなかった企業を探してきてエントリーするかどうかを決める必要が出てきます。この自己分析が疎かになってしまうと、志望企業を選ぶ際に軸がブレやすくなってしまうため転職活動が失敗しやすくなります。

 

応募~書類選考~面接

志望企業が決まったら、必要書類を提出し書類選考がスタートします。先ほど自己分析が重要とお伝えしましたが、不十分な自己分析を行っていては書類選考で落ちることを繰り返してしまうため何社にエントリーしても内定に一切繋がらなくなってしまいます。そのような状態では、何社への応募が必要かお伝えする事ができません。自己分析の結果と、これから応募しようとしている企業のビジョンが合致しているか確かめてから応募するようにしましょう。面接も沢山受ければ受けるほど良いと誤解している方が多いですが、本来面接は求職者の意向と会社の方針が一致しているかを確かめるためのものです。沢山受けたからといって「まぐれ」でうまく通過できるものではありません。

 

最終面接~内定~入社

見落としがちなのが、内定獲得後の辞退です。仕事を探している今の段階では信じられない事かもしれませんが、実際に内定を取ってみると「本当にこの会社で大丈夫だろうか」「前の仕事のように辞めたくなってしまったらどうしよう」と不安になり、入社をためらってしまう事があります。転職活動全体を見据えた場合、内定獲得ではなく入社をゴール地点に設定し、エントリー社数を決めていく必要があります。

何社の応募が必要か

上で転職活動の流れを確認しましたが、最終的な1社への入社から逆算してエントリー数を決めていく必要があります。諸説ありますが、一般に20社前後のエントリーが必要と言われています。あくまで一例ですが、書類選考通過率が40%、一次面接通過率が50%、二次面接通過率が30%、内定後の入社率が80%といった具合です。とはいえ、選考の通りやすさには個人差があり、会社によって選考フローも様々です。在職中なのか離職中なのかといった状況により、現実的に受ける事ができる企業数も変わってくるはずです。また志望業界が人気の場合は必然的に選考に通りにくくなってしまうため一概に言えない部分もありますので、社数の目安は数字で示させていただきますがあくまで参考の数字としてください。

 

●30社以上応募した方が良いケース

繰り返しになりますが、闇雲に応募すれば良い訳ではありません。しかし、場合によっては球数を多く打たなければいけない場合もあります。

 

様々な企業を比較したい場合

「求人サイトや企業ホームページだけでは分からない会社の雰囲気まで理解した上で納得できる会社に入社したい」「大まかにやりたい事は決まっているけれど、実際の業務まではイメージできていない」という場合には多めの企業にエントリーしておくのが良いでしょう。応募したい企業がハッキリと決まっていない場合、多くの会社を見る中でより良い条件の会社に出会える可能性もあります。入社してから、「もっといい会社があるなら先に気付けばよかった」と後悔しないよう納得のいく社数を見ましょう。

 

転職活動を短期間で終わらせたい場合

応募するにも書類の作成などで時間がかかりますから、早く終わらせるために沢山応募するというのはにわかには信じがたいかもしれません。しかし転職活動は1社の選考結果を待ってから次の1社へ応募というスタイルでは間違いなく短期間では終わりません。選考結果の連絡が即日来ることは少なく、最低でも数日は待つことがほとんどです。「1週間待たされたのに内定が出なかった」という事を繰り返していてはダラダラと転職活動が長期化するだけです。応募した企業の選考を全て突破できるのが理想ですが、実際には難しいでしょう。いくつかの企業に同時進行で応募しておくことが短期間で転職活動を終わらせるためには重要です。

 

未経験業界・職種に挑戦する場合

中途採用の場合は即戦力として期待されている場合が多く、未経験の業界や職種への転職は難易度が高いと言えます。営業職などは未経験者でも積極採用しているケースが多いですが、それ以外の職種でもなるべく多くの企業に応募することで、ポテンシャルを見込んで未経験者を採用してくれる企業に出会える可能性が高まるでしょう。

 

 

●20社程度の応募が良いケース

20社の応募は、転職活動を成功させるために少なくとも応募しておきたい社数になります。では、ミニマムの社数でも転職が上手くいきやすい場合はどのようなケースなのでしょうか。

 

同業界かつ同職種での転職の場合

その業界での経験があり、スキルを武器に転職する場合は採用事情や待遇についてもある程度理解があるため少ない応募者数でも大失敗は起きにくいでしょう。狙っている企業に応募してみて、想定以上に苦戦した場合に改めて修正すれば良い程度で最初から沢山の企業に応募する必要はありません。むしろ、多くの企業を受けない分浮いた時間で自分のスキルが応募先企業でどのように生かせるのか論理的に説明できるようにした方が良いでしょう。

 

仕事が忙しく転職活動に割ける時間が無い場合

在職しながら転職活動を行う場合、どうしても時間との戦いになります。今の仕事が多忙で十分な時間が取れない場合、無理に応募数を増やしても準備不足のまま面接を迎えてしまい結果全滅という事にも繋がりかねません。十分な準備を行える社数に絞って転職活動を行った方が良い場合もあります。また、どうしても時間が取れない場合は転職活動そのものを行わない選択も必要です。一旦は現在の仕事に集中し、資金面の準備や休暇の取得など条件を整えた上で再度チャレンジすることも検討する必要があるでしょう。

応募のタイミングも大切

転職活動に置いて応募社数に目標を設定する事は大切ですが、最終的なゴールはあくまでも内定を獲得し転職を成功させることです。

応募社数の目標をどんなにクリアできたところで内定につながらなくては意味がありません。転職活動の場合は新卒での就職活動と異なり、通年募集しているためいつでも応募できると思われがちですが、応募をするタイミングにもコツがあります。

一般的に言われているボーナス支給後の1~3月や7~9月に加え、事業拡大を行うタイミングや欠員が出たタイミングを狙えば内定に近づく事ができます。個別の企業の事情については外部から伺うことはなかなか難しいですが、転職エージェントを活用することでベストなタイミングで応募する事ができます。

DYM就職では企業を熟知したキャリアアドバイザーがあなたの転職活動をサポートいたします。各企業の人事担当者と定期的に打ち合わせを行っているため、人員を積極募集中の企業をご紹介させていただきます。