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契約社員を辞める!タイミングや退職理由、退職時の注意点は?

契約社員は有期雇用です。そのため、給与や待遇、将来性を考えると、辞めたいと考える人も多いのではないでしょうか。

また、期間を決めて契約を結んでいるため、最大でも5年たてば退職という壁にぶつかることになります。契約社員にとって、退職は数年に一度は訪れる避けられないものなのです。

そこで今回は、契約社員を辞めるための方法をご紹介します。タイミングや注意点を把握して、円満に退職できるようにしましょう。

 

目次

契約社員を辞める時期はいつがいい?伝えるのは何日前?

契約社員は正社員のような無期雇用とは異なり、契約期間というものがあります。そのため、正社員とは退職の方法も異なります。契約期間満了時期なのか、契約期間中なのかでも違いますから、それぞれの場合の退職方法を確認していきましょう。

 

退職の意志を伝えるタイミングもお教えしますから、自分の状況に当てはめてみてください。

 

①契約社員を契約期間満了のタイミングで辞める場合

契約期間満了のタイミングで辞める場合は、退職届の提出は基本的に必要ありません。雇用期間が終了したということで、自動的に契約解除となります。契約社員を辞めるにあたり、一番問題なくスムーズに辞められるタイミングです。

 

契約社員の雇用期間は最大5年と定められているため、企業側が5年以上雇用したいと判断した場合には無期雇用に切り替えなければなりません。そのため、正社員登用などの話が出る場合もありますが、基本的には契約解除となることが多いでしょう。例え正社員登用の話が出たとしても、それを断ることは問題ありません。

 

退職の意志を伝えるのは契約についての話がある時で大丈夫です。ただし、正社員登用の話があった場合には、なるべく早くその意思がないことを伝えておきましょう。

 

②契約社員を契約更新のタイミングで辞める場合

契約社員の最大契約期間は5年ですが、半年~1年ごとに更新手続きをおこなう必要があります。この更新のタイミングで辞めるという方法もあり、契約期間満了での退職と同様、退職届などは基本的に必要ありません。

 

しかし、会社側は更新してもらえると思っている可能性があります。特に一度でも更新をしている場合は、契約期間が終わるまでは働いてもらえると考えているでしょう。

 

そのため、更新のタイミングで契約社員を辞める場合は、遅くとも更新日の1カ月前までに意志を伝えましょう。また、会社によっては退職意志を伝えるタイミングが決まっている場合がありますから、こちらも確認しておくことが大事です。

 

③契約社員を契約途中で辞める場合

先ほどの2つのパターンとは違い、契約途中での退職はスムーズにはいかない可能性が高いです。

 

なぜなら、契約社員は基本的に契約期間中(更新日まで)には退職できないからです。退職できるのは「やむを得ない事情」がある場合に限られます。やむを得ない事情とは、自身の病気や家族の介護といった家庭事情、パワハラや賃金の未払いなど労働環境における問題などです。

しかし、このような事情であっても会社側からの同意なしでは退職することができません。同意をもらえるかどうか、できるだけ早いタイミングで直属の上司に相談するようにしましょう。

ただし、1年以上の契約で、1年以上勤務しているのであれば、正社員と同様の手続きで退職することが可能になります。

 

契約社員が辞める理由で最も多い5つの理由

契約社員と正社員の一番の違いは、雇用期間です。契約社員はどんなに長くても同じ職場で5年しか働けず、給与や将来性を考えた時に正社員よりも不利であることが多いです。

 

その分仕事内容や責任は軽くなるはずなのですが、実際の現場はそうではないこともあります。契約社員を辞めたいと感じる理由は何なのか、具体的に見てみましょう。

 

契約社員が辞める理由①正社員並みの仕事量や責任

契約社員は正社員に比べて責任が少ないことをメリットに感じている人も多いでしょう。しかし、中には正社員以上に責任を負わされている人もいます。

 

契約社員のミスやトラブルは正社員である上司が責任を取ってくれるはずなのですが、成果だけ横取りして失敗の責任だけ押し付けられるという話もあるくらいです。

 

それに加えて、正社員と同じ仕事量では契約社員であるメリットがありません。仕事量は同じなのに給与は安いのでは、モチベーションを保つことができず、辞めたくなってしまうのです。

 

契約社員が辞める理由②給与が上がらない

契約社員は正社員に比べて給与が低いです。また、正社員であれば毎年のように昇給して給与が上がっていくことが多いですが、契約社員の場合は昇給がないことがほとんどです。

正社員と同じ仕事をしているのに給与が上がらないのであれば、不満を感じても仕方ありません。

 

また、契約社員にはボーナスがないことも多いです。あってもわずかな額で、正社員との格差を感じるでしょう。

 

場合によってはアルバイトやパートの給与に負けてしまうこともあるため、契約社員を続ける意味を見出せなくなってしまうのです。

 

契約社員が辞める理由③人間関係

退職理由として人間関係を挙げる人は多いでしょう。これは、契約社員に限らず正社員など全ての雇用形態に当てはまることです。

 

職場での人間関係によるストレスは、心身ともに大きな負担となります。どんなに仕事が楽しくても、職場の人とうまくいかなければ仕事を続けていくのが困難になってしまうのです。

 

契約社員の場合、正社員よりも立場が低く無下に扱われることもあります。契約社員というだけで差別され、連絡をしてもらえないなど、仕事自体に支障をきたすこともあるのです。

 

契約社員が辞める理由④将来が不安定

契約社員は有期雇用です。どんなに長くても同じ職場では5年しか働くことができません。会社によってはその後正社員として雇用してくれる場合もありますが、基本的には契約満了とともに退職になることが多いでしょう。

 

また5年というのは最大期間であり、更新のタイミングで契約解除となる可能性もあります。いつ仕事がなくなるかわからない不安を抱えながら仕事を続けていくより、安定した仕事に転職したいと考えるのは当然でしょう。

 

契約社員が辞める理由⑤仕事が単調でつまらない

契約社員の仕事内容は簡単なものである場合が多いです。契約期間満了で新しい人が入ってきても対応することができるように、雑務など誰でもできるような場所に配属されることも多いでしょう。

 

周りの正社員が転勤やキャリアアップをして活き活きと働いている中、同じ仕事をただ続けていくことに不満を感じる人もいるかもしれません。単調な作業のみでは、モチベーションを保つことも難しくなってきます。仕事にやりがいを求める人にとっては、契約社員の仕事はつらいものでしょう。

契約社員を辞める時に上司に伝える適切な退職理由

契約社員を辞める時、契約期間満了のタイミングでない場合には、自分から退職の意志を伝える必要があります。この時、間違ったタイミングや方法で退職意志を伝えてしまうと、後々面倒なことにもなりますし、場合によっては退職できない可能性もあります。特に契約途中での退職は注意が必要ですから、しっかり確認しておきましょう。

 

契約社員を契約更新のタイミングで辞める場合

契約更新のタイミングで辞める場合は、どんな理由でも問題ありません。「新しい職場でチャレンジしたい」「正社員の仕事に就きたい」など、応援したくなる理由であればなお良いでしょう。

1つだけ注意してほしいのは、会社を批判するような退職理由は避けるということです。

人間関係や労働条件などが理由で辞めたい人ももちろんいるでしょう。しかし、せっかく円満に退職できるタイミングでそれを素直に伝えることはおすすめできません。いつどこで会社同士がつながっているかわかりませんから、無難な理由を考えておきましょう。

 

契約社員を契約途中で辞める場合

契約途中でやめる場合は、更新時のような理由は使えません。先ほどもお話ししたように、退職するには「やむを得ない事情」が必要だからです。「新しい仕事がしたい」「正社員になりたい」という理由は、やむを得ない事情に当てはまりません。

 

自身の病気や家族の介護といった家庭事情、または労基法に違反するような労働条件の相違であればやむを得ない事情に当てはまるでしょう。

 

しかし、やむを得ない事情がない場合には、とにかく誠意を持って伝えることが必要になります。こちらの都合で契約を途中解除するのですから、申し訳ないという気持ちが伝わるようにしましょう。

 

契約社員が電話で辞めることを伝えるのはあり?

契約社員に限らず、退職の意志を電話で伝えることはあまりおすすめしません。突然電話して「今日で辞めます」というのは、会社側にも迷惑がかかりますし、社会人として常識から外れた行動とみなされます。

 

しかし例外もあります。例えば、パワハラやセクハラ、労働環境の悪さが理由で精神的に追い込まれてしまい、出社することが難しくなってしまった場合などです。このような場合は、電話での連絡になってしまったことは謝罪し、退職の意志を伝えて手続きをしてもらいましょう。もし会社との関係が悪く書類などを送ってもらえない場合は、役所などに相談すると良いでしょう。

 

契約社員を辞める時に知っておくべき2つのこと

契約社員は、基本的に退職金や失業手当を受け取れない場合が多いです。しかし、会社の規則や条件によっては同じような待遇を受けることができます。正社員ほどの額にはなりませんが、次の転職先が決まっていない場合は少しでもお金を受け取れた方が安心でしょう。手続きを忘れていてもらえるはずのお金がもらえなかったということのないように、就業規則などを確認しておきましょう。

 

①契約社員は満了金が貰える場合がある

契約社員には基本的に退職金は支給されませんが、満了金というものが支給される場合があります。これは会社ごとに異なりますから、退職時に確認するようにしましょう。また、求人票にも記載されていることが多いですから、契約時に確認しておくのも良いでしょう。

 

そもそも退職金というものは、必ず支払われるものではありません。正社員であっても、就業規則で退職金について記載されていない会社であれば支給はないのです。ですから、満了金についてもあまり期待しすぎないように、もらえたらラッキーというくらいに考えておきましょう。

 

②契約社員は失業保険を受給することができる

契約社員であっても、雇用保険には加入していて、12カ月間雇用保険料を支払っていれば失業保険を受け取れます。ただし、給付制限については退職理由によって異なります。

 

自己都合の場合、契約期間が3年未満であれば給付制限はありません。しかし、3年以上働いた場合は3カ月の給付制限が付くことになります。

 

会社都合の場合は、期間に関わらず給付制限なしで失業手当を受け取ることができます。しかしその場合は、離職票の記載がきちんと会社都合になっているかを確認しておきましょう。もし間違っている場合は修正してもらう必要があります。

契約社員を辞める時は、損害賠償の可能性に注意すること

契約社員が契約途中で辞める場合、契約に違反したということになります。そのため、会社側に損害賠償を請求される可能性もあるのです。

 

しかし、実際に損害賠償請求をするためには裁判も必要となり、時間やお金がかかります。

 

一人の契約社員に対してそこまで手間をかける余裕はないことがほとんどですから、損害賠償を請求されることはまれだと考えて良いです。ただし、可能性は0ではないということを念頭に置き、なるべく円満に退職できるようにしましょう。

契約社員を辞める時は、転職の準備をしよう

先ほどもお話ししましたが、契約社員を辞める場合、退職金は基本的に支給されません。また、失業保険も条件によっては給付制限がついてしまうこともあり、退職後の生活が苦しくなる可能性もあります。

 

そのため、契約社員を辞めると決めたら転職活動を同時に進めていくことをおすすめします。

 

次の仕事が決まっていれば生活も安心ですし、更新のタイミングで退職を申し出た時も引き留められる心配がありません。もし有休休暇を取得するのであればそれも見込んで辞める意思を早めに伝え、転職活動期間にあてていくと良いでしょう。

 

まとめ

契約社員の退職は正社員よりも注意することが多くあります。特に契約途中での退職はトラブルの元となることがあるため、できるだけ避けるようにしましょう。

 

契約社員とはいえ、正社員と同様にしっかり働いている人も多いです。できるだけ円満に退職し、手当や有休などもらえるものをきちんと受け取り、気持ちも生活も余裕をもって次の職場へ転職できるようにしましょう。