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既卒者の就職は無理?もしも既卒になってしまったら

目次

既卒だと就職は無理?

既卒とは、大学や専門学校を卒業後に一度も正社員として就労したことがない人を指します。新卒時に就職活動に失敗した結果既卒になってしまった方や、音楽やスポーツの道に進もうとして断念し既卒になった方、また元々働く意思がなくて既卒になった方もいます。

 

何故既卒だと就職が難しいのか
日本では新卒一括採用が一般的です。近年はベンチャー企業などが通年採用を始めるなど、変化の兆しはあるもののまだ一部と言っていいでしょう。すると、年間の採用計画をすべて新卒一括採用に合わせて組むためその他の時期での採用活動が難しくなります。一方で中途採用の場合は入社後すぐに即戦力として活躍することが期待されているため就労経験のない既卒者は応募できたとしても内定獲得が難しくなってしまいます。
更に、既卒者に対し「何かしらの問題があり新卒の時に就職ができなかったのではないか」と疑いの目を向ける企業も残念ながら存在し、就職が難しいといわれる所以となっています。このように既卒の就職活動に関しては厳しい現実があります。しかし諦める必要はありません。

 

既卒での就職は無理ではない
先ほど述べたように、既卒の就活は簡単ではありません。新卒の時と比較して難易度が上がるのは避けられないでしょう。しかし既卒になってしまったからと言って一切就職ができない訳ではありません。新卒と同じ時期に、同じ方法で就職活動をしていては確かに難しいですが、既卒ならではのポイントや注意点を踏まえた上で行えば正社員として就職することは可能です。

 

既卒は就職できないと言われる理由の一つに、もともと正社員として働く気がない人が一定数混ざっており統計上就職できていないように見える点が挙げられるでしょう。正社員として働く気がない方に話を聞くと、「初任給が安すぎてアルバイトの方が稼げる」「毎日決まった時間拘束される正社員よりアルバイトの方がシフトの自由が利く」といった意見を耳にします。確かに明確に誤りとは言い切れず、一理あることは間違いないでしょう。しかし30代、40代になっても同じ事が言えるでしょうか。年功序列で時の経過とともに給与が上がる文化が完全に消えない限り、いつかは逆転されてしまうはずです。勤続年数が長くなれば、有給休暇の日数も増えアルバイトと同程度の自由が利くようになるでしょう。なにより、社会保険の面でフリーターと正社員では雲泥の差があります。
現在、あえて正社員として就職していない方はよく考えなおしてみてはいかがでしょうか。特に20代のうちであれば正社員就職も比較的容易です。

既卒での就職を成功させるには?

既卒の方が就職するためには、新卒の方以上の行動量と熱量が大切です。既卒というだけでハンデを背負ってしまっているため、それに打ち勝つ必要があるのです。また既卒の場合、大企業へ就職するチャンスは新卒の時よりも少ないかもしれません。既卒OKの求人を見つけることができたとしても、新卒の応募とぶつかってしまった場合新卒が選ばれる可能性が高いのが現実です。それでもポイントを押さえることで、就職できる可能性を格段に高めることができます。

 

変化を分かりやすく説明する
企業の担当者が既卒の方に対して懸念しているのは、「本当にこの人は働く気があるのだろうか」という点です。既卒が不利な立場に追い込まれている根源でもありますが、この疑問を払拭できなければ何社受けても永遠に採用されないでしょう。逆に、この懸念を解消することができれば採用される可能性は格段に高まります。そこで、何故既卒になったかを聞かれた際のおすすめの回答法をご紹介します。

「新卒の時はバンド活動に熱中しており、音楽の道で生きることを考えていたため就職活動に真剣に取り組んでいませんでした。しかし秋に受けたオーディションで現実の厳しさを痛感し、会社で働くことを決意いたしました。バンド活動ではライブへ集客をしていたためコミュニケーション力に自信があり、営業職を志望します」

この例では、既卒になった理由(バンド活動に熱中)、ターニングポイント(オーディションで現実の厳しさを痛感)、現在の決意(営業職を志望)が分かりやすく述べられています。更に熱中していたバンド活動で培った能力を会社の業務に役立てようという積極的な姿勢もアピールできており、企業担当者も安心して合格を出すことができるはずです。
一方で、「働きたくなかったがニートをしていたら実家を追い出されそうになったので働こうと思った」「友達が働いていて自分も焦りを感じた」といった、自分の決意が伝わらない説明では企業の担当者を納得させることは難しいでしょう。

 

自信を持って話す
既卒に対する悪いイメージからか、あるいは新卒で就職できなかった後ろめたさからか、面接において自信なさげな態度をとってしまう方がいます。同じ経歴でも、自信を持ってハキハキ話す方とうつむいて小声で話す方とではどちらの印象がいいでしょうか。人はみな、他人と違った経歴を持っているはずです。それがたまたま、新卒での就職に失敗してしまった出来事であったとしても前向きに捉えポジティブでいることが大切です。何故既卒になってしまったのか、どのような反省をしたのか、今後どのようにしていきたいのかを自信もって説明しましょう。
とはいえ、既卒での就職活動は難易度が高いのは前にも書いたとおりです。既卒に強い転職エージェント「DYM就職」ではキャリアアドバイザーが親身にサポート。完全無料で内定獲得までこぎつけることが可能です!